デジタル録音されたもの(CDとかMDとか)で「44.1kHz」、「16ビット」という言葉が出てきますが、「44.1kHz」ってのがサンプリングレート、「16ビット」ってやつがサンプリングビットってやつですね。
簡単に言うと音の波形を縦(ビット)、横(サンプリングレート)で刻んで数値化したのがデジタル録音。ならば刻みが細かければ(ビット数を多く、サンプリングレートを高く)元の波形(曲線)に近くなり音が良くなるという訳ですね。ここを見ると小室さんもハイサンプリングレート、ハイビットのフォーマットを進めたいみたいです。
http://www.rbbtoday.com/news/20050621/23579.html
しかし、これはデジタル段だけの話で、もうひとつ話として音声をデジタル録音するとD/A変換時にアナログ段で必然的にデジタルノイズが発生するってのがあります。D/A変換した音をオーディオで聞くと、サンプリング周波数がCDの44.1Khzの場合そのノイズが悪影響を及ぼすが、48Khzだと影響が少ないらしいのです。(どうもノイズ発生の周波数帯が人間の耳に聞こえない帯域まで上がるらしい)なので48kHzでサンプリングされた音源は44.1kHzのものより、高音域の音が記録されているという原因以外にも音が良い理由があると理解しています。(いい加減な理解で申し訳ないが。。。)ちょっといいHPが見つかりませんでしたが、概要は下記HPを参照ください。
http://www-nh.scphys.kyoto-u.ac.jp/~enyo/kougi/elec/node52.html
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20000818/key131.htm
CDより後に規格が制定されたDVDやらDVが48kHzのサンプリング周波数を採用しているのも上記理由なんでしょうかね?(CDの規格が決まった頃はそこまで気が付いていなかったのかも。。。)また「44.1kHzで録音した音楽を、ソフト上で48kHzにリサンプルすると音が良くなる」という話がありますが、それは上記の理屈らしいです。なので昨今流行のハイサンプリングは、「人間の耳は20kHzまでしか聞こえない(本当はもっと下?)」という事実からすると意味がなさそうですが、あながちデジタルノイズ軽減という意味からすればあながち意味がないといえないのかもしれません。(まあ、リサンプル自体も変換するソフトにより音質が変わるらしいですが。。。ちなみにリサンプルの機能でもSoundForgeは評価がいいようです。)
Sunday, May 07, 2006
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
No comments:
Post a Comment